腰痛地蔵(こしいた地蔵)

葛根「腰痛地蔵」は、兵庫県宍粟市山崎町葛根にあるお地蔵さんで、腰痛の改善にご利益があるとされています。このお地蔵さんは、たて40センチ横1メートルほどの石の橋でできており、お参りするときは新しいわらぞうりを履いて腰の所を踏みます。使ったぞうりは誰も履かないように鼻緒を切っておくそうです。多くの人がお参りされ、その中には腰痛が治ったという人もいるそうです。

腰痛地蔵の由来は、腰痛持ちのお年寄りが毎日うつ伏せになり家族に踏ませていた腰痛を和らげるため、最期に平たい石の地蔵を作り、近くの小川にうつ伏せに架け、橋にさせたことからきています。この由来は奈良の広岡町天理市など、日本各地で語り継がれています。

地蔵尊にあったチラシによるとこの辺りは宍粟市土万(ひじま)というらしい.

土万郷 奈良期~平安期に見える郷名。「和名抄」播磨国宍禾郡(しさわのこおり)八郷の1つ。東急本は、「土方」とする。高山寺本の訓は「比知末」。「風土記」宍禾郡七里の1つ柏野里(かしわのさと)のうちに「土間村」が見え、地名は神衣が土(地面)に着いたことによるという。※この説明はわかりづらいが、泥のことをヒジといい、泥の多い地であったとされる。(地名由来 「土万、菅野」)


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