安志加茂神社
安志加茂神社は、京都賀茂別雷神社(上賀茂神社)の分霊を奉祀し、播磨国安志庄の荘園鎮守・総社として建立された神社である。安志稲荷神社や弁天宮などが境内にあり、家内安全や商売繁盛のご利益で知られている。また、中国自動車道をまたぐ朱塗りの橋のそばに位置しており、大きな鳥居がそびえている。兵庫県姫路市安富町安志407。
参道には大きな杉木が立ち並んでおり、「神社には雷が落ちるけれど村には落ちない」という言伝えがあるそうである。初詣の時期には多くの人々が訪れ、干支引きの神事を終えた巨大干支が参道に設置されていることも特徴的である。
干支引きの神事は、安志加茂神社や安志稲荷神社で恒例となっている行事である。12月に行われ、来年の干支を決めるために、稲穂で作られた干支が用意され、参拝者が引くことで決定される。また、干支引きの後には巨大な干支飾りが設置されることもあり、姫路市内では40年以上続く伝統行事となっている。
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